Xiaomiが4K43インチのチューナーレステレビ「Xiaomi 4K QLED TV A Pro 2025シリーズ」が18%オフでセールを行っていました。
価格は税込み3万6182円から2万9800円と従来の4Kテレビと比較すると破格な値段での販売となっております。
今回はこのXiaomi 4K QLED TV A Pro 2025(43インチ)を実際に購入したのでレビューを書いていきたいと思います。
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目次
Xiaomi TV A Pro 43 2025の性能紹介
Xiaomiのホームページに記載されているスペックを簡単に紹介していきます。
ディスプレイ
- ディスプレイタイプ:4K UHD
- 解像度:3840×2160
- 色域:DCI-P3 94%(標準値)
- 色深度:約10億7000万
- リフレッシュレート:60Hz
- MEMC:最大UHD60Hz
- 視野角:178゚(H)/178゚(V)
- HDR10,HLG対応
ディスプレイは4K ウルトラHDです。QLEDを謳っているのでディスプレイに力を入れていることを感じます。色域も標準値で94%であり、他の4Kモニターと比較しても遜色のない性能をしています。
モニターの応答速度、コントラスト比、パネルタイプの記載が無く詳細は分かりませんでした。
リフレッシュレートは60HzなのでPS4やSwitchなどの家庭ゲーム機で十分に遊ぶことができます。しかし最近では120Hzで遊べるゲーム機が増えてきました。PS5など120Hzで遊ぶ予定のある方は他のモニターを探したほうがよいでしょう。
スピーカー
- スピーカー(音声出力):2×8W
- Dolby AudioTM , DTS:X, DTSⓇ Virtual:サウンド対応
一つ前のモデルではスピーカー出力が2×12Wなのに対し今回は2×8Wと下がってしました。
スピーカー出力はこのサイズ感のモニターとしては少し弱いと感じます。サウンドバーやスピーカーの購入をお勧めします。
オペレーティングシステム
- Google TVTM
- CPU:クアッドA55
- GPU:Mali G52 MC1
- RAM:2GB
- ROM:8GB
- コンテンツ:Netflix,Amazonプライムビデオ,Youtubeなどがプリインストールされています
「Xiaomi TV A Pro 43 2025」はチューナーレスのため国営放送は見ることができません。しかしYoutubeやAmazonプライムビデオなどのサービスをテレビ本体のみで見ることが可能です。
GoogleTVでは自分専用のコンテンツを自動で表示するので使い込めば使い込むほど自分の興味のあるコンテンツに出会うことができます。
デザイン
- サイズ:43インチ
- 寸法
台座を含む寸法(長さ×幅×高さ):957.4mm × 209.1mm × 597.8mm
台座を含まない寸法(長さ×幅×高さ):957.4mm × 80.7mm × 562.2mm
梱包サイズ(長さ×幅×高さ):1081mm × 128mm × 655mm - 重量
重量(台座含む):6.1kg
重量(台座を含まない):6.0kg
梱包重量:8.6kg - 素材
フレーム:メタル
スタンド:プラスチック - 壁面取付:100×200mm
接続性
- Bluetooth 5.0
- Wi-Fi 2.4GHz/5GHz
- HDMI ×3(eARC付1ポート)
- USB 2.0 ×1
- コンポジット入力(AV):対応
- イーサーネット(LAN):対応
- 光デジタルオーディオ出力:対応
- 3.5mmヘッドホンジャック:非対応
- CI+スロット:非対応
マーケットによって異なります
eARC付HDMIと光デジタルオーディオ出力に対応しているため、好みのスピーカーを接続することができます。
私はスピーカーの出力が弱く少し物足りなさを感じたため、スピーカーを購入しました。
そのスピーカーについての記事は今後書く予定です。
電源及び動作環境
- 電源:90W
- 電圧:100~240V 50/60Hz
- 動作温度:0℃~40℃、湿度20%~80%
- 保管温度:-15℃~45℃、相対温度80%未満
電源も一般的な43インチ4Kテレビと比較しても大差のない性能です。
電圧や動作温度も日本のどこでも使用できる性能となっています。
開封とパッケージ内容とサイズ比較
開封
ヤマト運輸からこの状態で届きました。サイズは200サイズでほぼ記載通りの大きさです。
梱包重量が8.6kgですが箱のサイズが大きかったのかあまり重さは感じませんでした。
パッケージ内容
- 360°Bluetoothリモコン ×1
- ねじ袋 ×1
- スタンド ×1(セット)
- 電源ケーブル ×2
- 取扱説明書 ×1
- 保証に関するお知らせ
なぜか電源ケーブルが2本入っていました。それ以外はホームページに記載されている内容と同じです。
スタンドの取り付けは簡単で、テレビ本体の底にあるねじ穴とスタンドを嵌め合わせ2本ずつねじで止めるだけでした。
ねじを取り付ける際は平らなところかベッドなど柔らかい素材の上に置いてから取り付けましょう。
また、液晶画面は割れやすいので液晶画面を抑えずにねじを取り付けるのが良いと思います。
私は薄いフレームをつかんだり背面の段差に指をかけてねじを取り付けました。
HDMIケーブルは付属していないためPCモニターとして使用する場合は別途で購入しましょう。
下記リンクは4K対応のHDMIです。
サイズ比較
購入したテレビと今まで使用していたテレビのサイズを比較していきたいと思います。
左側が今回購入したXiaomiのスマートテレビです。右側が今まで使用していた23インチのテレビです。
こう比較してみると高さは約1.5倍くらい違うでしょうか。
横幅も2倍くらい違いそうです。
スタンドを取り付けるためにテレビを机の上に置いたのですが、テレビと机が同じ大きさだったので驚きました。
ほぼ同じ大きさですね。これを重ねた状態がこれです。
机が隠れてしまいました。
ここまで大きいとは思っておらず我が家のテレビ台に乗るか不安になりました。
実際にテレビ台に置いてみた状態がこちらです。
テレビ台の上に綺麗に収まってよかったです。
重量は約6.1kgですが、あまり重さを感じずに一人で作業をすることができました。
比較として左側に今まで使っていた23インチテレビを置いてみました。
新しいテレビは大きくなって迫力が増していますね。テレビモニターのフレームが薄いところも高級感があっていいですね。
さらに23インチテレビと比べると足回りがすっきりしたと思います。
テレビの設定項目
付属のリモコンです。ボタン配置がシンプルで直観的に操作しやすい配置となっています。
このテレビには充実した設定項目が用意されています。
リモコンの歯車マークを押すとテレビにメニュー画面が表示されます。
画像右上の歯車が白くハイライトされています。
この状態でリモコンの真ん中のボタンを押すと下の画面になります。
設定項目は全部で10個あります。
ここでは「チャンネルと入力」と「ディスプレイと音」について説明をしていきます。
チャンネルと入力
「設定」の「チャンネルと入力」から「外部入力」を選択すると下記の画面が表示されます。
ここでは外部入力について設定することができます。
この画面でテレビに接続されている機器を確認することができます。
新しい機器を接続した際はここを見に来て接続されていることを確認しましょう。
さらに接続された入力を選択することで名称を変更することができます。
下にスクロールするとHDMIデバイスとテレビの制御について設定することができます。
私はデフォルト設定のままにしています。
ディスプレイと音
「ディスプレイと音」を選択すると下記の画面になります。
「画像」を選択すると下の画面となります。
前の画面では「画像」となっているのに次の画面では「ピクチャー」となるのは翻訳ミスでしょうか。
ピクチャーモードを選択すると「標準・ビビット・映画・スポーツ」モードを選択することができます。
外部入力時には「ゲーム」と「モニター」モードが追加されます。
私はアニメや映画をよく見るので「映画」モードにしました。
他にもモニターの「基本ビデオ」や「高度なビデオ」の設定をすることができます。
「基本ビデオ」ではモニターの明るさや彩度、「高度な設定」ではコントラスト制御など様々な設定を変えることができます。
自分の好みの設定を探してみてください。
バックライトの明るさは初期設定で最大値の100となっていますが、設定の「グローバル調光」をオンにすることで明るさセンサーにより画面の明るさ調節が有効化されます。
私はデフォルト設定(グローバル調光はオン)のままにしていますが、時間があったら調整してみたいとおもいます。
映像はデフォルトの状態で非常に質が良く満足できる作りになっています。お手頃に4Kを体感でき満足度が高いです。
「音」の設定ではピクチャーモードと同様に様々なモードが用意されています。
サウンドモードは「標準・映画・ニュース・ゲーム・カスタム」の5つ用意されいます。
私は購入してから1,2週間ほど標準でアニメや映画を視聴しましたが、低音が聞き取りづらいと感じてました。
女性キャラの声は問題なく聞こえるのですが、男性キャラ(特に老人の声)は聞き取りづらかったです。
カスタムの設定を弄る前にJBLのスピーカーが届いてしまったので試していないのですが、「カスタム」を選択することでテレビのイコライザーを調整することができます。
男性の声が500Hz程度なので「100Hz」「250Hz」「600Hz」辺りを調整すると聞き取りやすくなると思います。
次に「音」の設定にある「DAC-4 ダイアログエンハンサー」です。
デフォルトはオフでしたが、テレビの低音が物足りないので強にして使用していました。
はっきりといった違いはわかりませんでした。
気持ち強くなったかな。。くらいの感覚です。
もしかしたら、カスタムモードでイコライザーを調整したら効果がよくわかるかもしれません。
テレビの設定項目は以上です。
ディスプレイは素の状態でかなり良い品質となっています。
しかし、音の部分では少し物足りなさを感じました。
カスタム設定を弄ればもしかしたら改善するかもしれませんが、スピーカーを購入して満足してしまったので試すことはあまりないかと思います。
スピーカーを購入することで欠点が無くなるの併せての購入をおすすめします!
Xiaomi TV A Pro 43 (2025)まとめ
Xiaomi TV A Pro 43 2025はコスパが良く非常に優れたテレビだと思います。
チューナーレステレビなので地上波を見ることはできませんが、最近はTVerやABEMATV、サブスク制の動画配信コンテンツが豊富にあるので見るものに困ることがありません。
高画質の4K QLEDディスプレイを29,800円(現在は品切れ)で体験できるので初4Kテレビのエントリーモデルとして最適だと感じました。
見た目はフレームが薄く迫力があり足元がすっきりしているので掃除がしやすいです。
見えないところ(主に脚のねじ穴)に多少の作りの荒さがありますが、性能や外観などは他の同サイズのテレビと比較しても遜色のないクオリティです。
リモコンの操作感も良く直感的に使用できるデザインで操作に迷うことがないです。
設定項目が多いのですがほとんどデフォルト設定で満足できるのが良い点です。
音質は他のテレビ・モニターと比較すると低音が弱く満足できないかもしれません。
イコライザーを調整したりJBLやBOSEのスピーカー購入をしてみてください。
Amazonのセールに飛びついて特に下調べもせずに買いましたが、想像を超える品質の良さで十分に満足しています。
セールが終わり現在はどのサイトを見ても品切れとなっていますが、もし販売再開したときは購入を検討してみてください。
最後に初めてのブログでつたない文章ではありますが、ここまで読んでいただきありがとうございます。
また、次回の記事もよろしくお願いします。